
フラワー
全部嫌になって
育てるのをやめた
大切にしてたら
今頃咲いてたかな
枯れてるけど
ずっと捨てられずに
思い出しては
扉をそっと開けた
カラフルな花が咲くと
胸を躍らせた
蕾は心の隅に
枯れてしまっても
また続きを見たいなら
気にしなくていい
また育て始めればいい
さぁ懐かしいあの場所へ
もう時間は戻らないけど
ほら置き去りのその蕾は
今も続きを夢見て生きてる
振り返れば
無駄な事はなくて
今出来る事
作れる未来に気付く
綺麗な花を妬み
立ち止まったままじゃ
きっと何も変わらない
何かを変えたいと
立ち向かっていく時
その花は
静かに咲き誇る
今
ほらあの時行けなかった未来へ
扉を開けて
高鳴る胸を躍らせて
さぁ
灯火
今も残る
小さな火を
消してしまわないように
守ってきた
ずっと残る
闇に灯る
それは星みたいに
輝いて見えた
ふてくされちゃ
いけない
僕らの心は
ビリでも歩き抜ける
強さを持つ
人知れず歩く
一人きりの夢は
君だけじゃないから
怖がらなくていい
闇の中も諦めずにずっと
誇りを胸にそのまま進め
近付く度に触れる度に
影は伸びて見失うけど
希望を胸に昨日を糧に
灯しながら歩いていく
守り続けた小さな火は
君を守る力に変わる
今はまだ
からっぽでもいいさ
拾い集められるから
思うように生きられなくても
自分を嫌うことはしないで
Your Song
流れ流れ続いてく景色を見ながら
ありふれたこの奇跡は終わらないと思った
巡り巡る毎日に日々戸惑いながら
落ち込む僕を励ます君も歳を重ねた
曇った目で嘘をつく僕から離れず
君はいつも見透かしたような
瞳で見守ってくれた
空は黄色
哀しみを隠すように
飛び立つ背中に手を振りながら
明日へと向かい旅立つから
揺れる揺れる毎日につまずきながらも
前を向こうと決めた日君は居なくなってた
夏が終わり秋を迎え約束は果たされて
目の前に広がってく当たり前は終わった
魔法のように出逢った頃に
戻れたらそれは嬉しいけど
またどこかで巡り逢える気がするから
その時笑顔で話せるように
哀しみ寂しさに負けないように
僕はずっと歌い続けていくから
かすれた声が祈りが空をこえて
届くまで
空は黄色
寂しさを隠すように
飛び立つ背中に手を振るけれど
まだサヨナラは言わないから
まだサヨナラは早いから
コースアウト
似たような服着て
似たような主張して
似たような歌を歌う
つまんないつまんない
完成されたスタイル真似て
なるほど今日はそんな感じ?
踏み外していこう
空回るまわれまわってGO!
決められたフレームで
縛られたフレーズで
退屈そうに演じてる
縦横無尽に
カテゴライズは一足飛びで
天井だって突き破れ
踏み出していこう
負けるなけるなけるなはっけよーい!
ほんの少しのコースアウトで
変わりはするけど終わりはしない
成り行きぽんぽんぼた餅
転がり続けて大海へ
アブノーマルはほどほどに
大切な物はその胸に
しまえ
そーねそーだね
諦めるなめるなばっちこーい!
ミュート
最低な残響で
生まれた悪魔が
暗闇でまたひとつ増えていく
ミュートミュートミュート
もう聞こえないように
一切の主張を消していく
一切の存在を消していく
吐き気がするような
偽善者のお言葉と
喜々賛々なノイズに
耳を塞いで逃げる
好きに生きていたいだけ
好きなようにしたいだけ
履き違えた音を
鳴らしていく
最低な残響で
生まれた悪魔が
暗闇でまたひとつ増えていく
ミュートミュートミュート
もう聞こえないように
一切の主張を消していく
一切の存在を消していく
顔色を伺って
明るく振る舞うために
要らない感情は殺していく
ミュートミュートミュート
また行き場をなくした
涙がこぼれ落ちていく
偶像になるために
弱音を偽らず
自分になるために
不完全になれ
Keep on
燻ったままの想いを
燃やし続けていたい
勝ち目なんかなくても
挑み続けていたい
走り続けていたい
形ない喜びを
追い続けていたい
見失っても
日陰で肌寒い
目に触れない場所でも
ここにしか咲かない
花になろう
隣ばかり見てたら頑張る
自分が悲しむから
擦り切れている想いも
ずっとなくさなければ
誰にでもいつからでも
憧れになれる
これからも
いつまでも
辛くても
追い続けて
少し違う未来に変えられる人は
それを願い続けたあなた自身だよ
歯車は回り出す
軋ませながら
アンサーソング
いつからだろう
新しい自分に
なるための一歩を
躊躇ってしまうのは
変われない自分を見たくないから
消えたいくらい悔しい思いを
何度も噛み締めた
筋書き通りじゃない
それでも破れない
シナリオを信じた
鳴り止まない鼓動に倣え
未完成だなんて
逃げてちゃいけない
終われない余力を残したまま
諦めるなんて出来ないから
果てない理想にまた落ちていこう
何度でも繰り返せばいい
追い越されても
目を伏せてしまわないように
気にしなくいい迷わなくていい
空を駆ける鳥のように美しく
力強く躍動している
その命が尽きるまで
その瞬間まで
がむしゃらに生きてみればいい
幻に見えたステージに立った時
少しだけ振り返ったら
「僕なら出来るはず」
泣いてた自分が
笑って手を振ってた
あの日の痛みは忘れない
その日々の数だけ
どこまででも遠くへ行けるから
全ては道しるべのように
これからの未来のために
ひとつひとつ繋がってる
始まりのように綺麗なままで
歩いてきた人なんていないだろう
負けばかりで投げ捨てて拾い集めて
そんな日々を僕も生きてる
まだまだやり残してはいないか?
またそこから始めてみないか?
心に決めたあの日から
未来の自分は
楽しみにずっと待っている
笑顔のままで待っている